4月2日(金)30日目「終わる夜」
2010.08.06 Friday
日記を書いている。もうすぐ俺たちの夜が終わる。最後の模擬店街。
今日、騙された政府認定の観光事務所に行ってきた。
建物の写真を撮ろうとしたら中から怖いお兄さん方がゾロゾロとデテクルデテクル。
結局、写真はNGらしく、あえなく断念。
最初から最後まで怪しいインド。
何となく、全てが見えた目。
それは、インドが当たり前になった目だった。
つまり、ようやく、インドに迎えられたのだ。
初心者ツーリストとしての目は卒業する。
今日からは外人としての目になるのだろう。
レベルが上がったのだ。
きっと、あと1ヶ月も滞在すれば、金持ち外人の目になる。
ツーリストとしてはインドに飽きている。
でもそれは、悲しい事ではなく、喜ぶべき事。
昨日の自分は急いでいたのだ。もっと、何かを得たい。と。
よく考えれば、得るものはいつも、外からではなく、むしろ内からだった。
ツーリスト日本人として、この1ヶ月は日本の事がよく見えた。
外人の目になれば、日本以外の事も得られる。
でもそれは、インド以外の国にも行かなければ、見えてこない事である。
今ここに、全てがあるのに、今の目では全然見えない。
例えば、韓国に行ったら、インドと比べて、インドが見えてくる。
それが外人の目の証である。そんな事だと思う。
ある小説にこんなセリフがあった。
「きっと、こうやって何気に、過ぎちゃうのよね、人生って。」
俺たちの旅も何気に過ぎちゃうのだろうか。
自分ではそうでないと今思っていても、
10年後、もしかしたら、日本に帰国してインドの話をした時にはそう思ってしまうのかもしれない。
とんでもない無駄の産物が生まれる。
だが、この無駄がいい。
日本にいると、ついつい意味や答えを求めてしまう。
それやる意味あるのと。どんどん合理化したがる。
養老猛司は言う。
「無駄な事したくないなら、まず先にお墓を作りなさい。」と
無駄なら旅をしないのか。無駄だから旅をするのか。
誰かが無駄と言うかもしれない。
もしかしたら、帰国した自分がいうのかもしれない。
この旅に大義なんてものはなかった。
でもまだ、お墓を作る気はない。
帰国まであと1日。
To Be Continued...(2003年インド日記より)
今日、騙された政府認定の観光事務所に行ってきた。
建物の写真を撮ろうとしたら中から怖いお兄さん方がゾロゾロとデテクルデテクル。
結局、写真はNGらしく、あえなく断念。
最初から最後まで怪しいインド。
何となく、全てが見えた目。
それは、インドが当たり前になった目だった。
つまり、ようやく、インドに迎えられたのだ。
初心者ツーリストとしての目は卒業する。
今日からは外人としての目になるのだろう。
レベルが上がったのだ。
きっと、あと1ヶ月も滞在すれば、金持ち外人の目になる。
ツーリストとしてはインドに飽きている。
でもそれは、悲しい事ではなく、喜ぶべき事。
昨日の自分は急いでいたのだ。もっと、何かを得たい。と。
よく考えれば、得るものはいつも、外からではなく、むしろ内からだった。
ツーリスト日本人として、この1ヶ月は日本の事がよく見えた。
外人の目になれば、日本以外の事も得られる。
でもそれは、インド以外の国にも行かなければ、見えてこない事である。
今ここに、全てがあるのに、今の目では全然見えない。
例えば、韓国に行ったら、インドと比べて、インドが見えてくる。
それが外人の目の証である。そんな事だと思う。
ある小説にこんなセリフがあった。
「きっと、こうやって何気に、過ぎちゃうのよね、人生って。」
俺たちの旅も何気に過ぎちゃうのだろうか。
自分ではそうでないと今思っていても、
10年後、もしかしたら、日本に帰国してインドの話をした時にはそう思ってしまうのかもしれない。
とんでもない無駄の産物が生まれる。
だが、この無駄がいい。
日本にいると、ついつい意味や答えを求めてしまう。
それやる意味あるのと。どんどん合理化したがる。
養老猛司は言う。
「無駄な事したくないなら、まず先にお墓を作りなさい。」と
無駄なら旅をしないのか。無駄だから旅をするのか。
誰かが無駄と言うかもしれない。
もしかしたら、帰国した自分がいうのかもしれない。
この旅に大義なんてものはなかった。
でもまだ、お墓を作る気はない。
帰国まであと1日。
To Be Continued...(2003年インド日記より)